TKNとFUJIとDeath Cab for Cutie
不快指数の数値でいったらゼロに近いほどに快適で、空調の効いた自宅のリビングで
不快指数8億位の、2019/07/27/PM10:00前後の苗場スキー場での出来事について書いてる。
FUJI ROCK FESTIVAL 2019
日本最大の野外フェスの1つでもある音楽祭に、今年初めて参加してきた。
たくさんの人に「意外！」と言われましたが初めて。
これまでもなんども行ってみたいなーとは思ったことがあったけれど
「そこまであの場所にいきたいか？？」という気持ちが先行していた。
ただ、そんな気持ちを全て吹っ飛ばす大ニュースが今年の2月に舞い込む。
FUJIROCK 第一弾発表〜DCFC来日発覚、チケット購入
【FUJI ROCK FESTIVAL ’19】フジロック第1弾ラインナップ発表
2019年7月26日（金）〜28日（日）の3日間、新潟県湯沢町苗場スキー場にて開催される「FUJI ROCK FESTIVAL ’19」（フジロック・フェスティバル ’19）の第1弾ラインナップが発表になった。
今回発表となったのは、The Chemical Brothers、The Cure、Sia、James Blake、Death Cab for Cutie、Jason Mraz、Martin Garrix、Thom Yorke Tomorrow’s Modern Boxesら約30組。
チケットは、本日から第1次先行販売が開始。オフィシャルツアーも受付開始となっている。
引用元：FESTIVAL LIFE
今回発表となったのは、The Chemical Brothers、The Cure、Sia、James Blake、Death Cab for Cutie、Jason Mraz、Martin Garrix、Thom Yorke Tomorrow’s Modern Boxesら約30組.....
今回発表となったのは、The Chemical Brothers、The Cure、Sia、James Blake、Death Cab for Cutie、Jason Mraz、Martin Garrix、Thom Yorke Tomorrow’s Modern Boxesら約30組.....
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Death Cab for Cutieが、、、日本にくる!?!?、、、、、
大好きなDCFCが!?、、、日本に!?、、、くる?!?!?!?!
ただただ衝撃だった。
これは後からわかったことなんだけど、日程も2日目の土曜日かつバンドとしての予定も入っていなかったので、その時点で初の苗場往きが決定。後の大号泣につながっていきます 笑
TKNとDeath Cab for Cutie
昔から知ってる人には、「そんなにデスキャブ好きだったっけ？」と言われることが多い。
確かに5~6年前位までは「好きなバンド」の1つ位のレベルのバンドだった。
僕は、人でも音楽でも何でも好きになる理由が、なにか「きっかけ」があって、そこから好きがピークに達し、くまなく調べ出して掘り下げて行くタイプの人間。
ただ、Death Cab for Cutieはそれとは真逆で、年を重ねるごとに色んなバンドやジャンルの音楽を知って好きになって行く中で、気づいたらその「色んな好き」がたくさん詰まってるバンドじゃん！っていうことで少しずつ好き度が増していって気がつけばいつのまにか
世界一好きなバンドは？
とか
影響を受けたアーティストは？
っていう質問に対して迷わず「Death Cab for Cutie」と答えてる自分がいた。
本当いつからかわからないけど。
・暑苦しすぎず、冷め切ってもいない絶妙な空気感
・オルタナティブな弦楽器隊のアンサンブル
・時おり見せる自然体なポップさ
・真骨頂とも言える泣きメロと神がかった曲展開と楽曲世界観
これが僕の思うDeath Cab for Cutieの良さだと思う。
あと、このバンドのおかげで仲良くなった人がたくさんいる。
そんなDCFCが大好き仲間の中でもトップクラスの好き度を誇る、Camping Trailerの恭平さんとの親交が深くなったのも、対バン時のリハで彼が「Cath...」という1.2を争う大好きな曲のイントロを弾いてたのがきっかけだった。
彼らのリハ中だったけど「Cath...じゃないっすか！！！！！！！！」と町田SDRで大声を上げたのを今でも覚えてる 笑
あとこれはあくまで主観だけど、彼らを好きな人は、みんな考え方や物の見方のセンスがいい人が多いような気がする。だから僕も、DCFC最高だよね！っていう話をできる友達はとても大好きだ。
そんな、色んな思いを胸に5ヶ月の時を過ごしながらいよいよ当日。
TKNとFUJIROCK FESTIVAL
前日の青森でのライブを終了後、翌朝新幹線を乗り継ぎ、越後湯沢へ
ワクワクしすぎて、直近のセトリの情報を調べたり、謎にカバンをごそごそ整理してみたりしながら4時間、あっという間に駅に到着。
前日からFUJIに参加していた
・Divergent Records オーナーしおんぬ
・17歳とベルリンの壁 たく兄
の夫妻
・falleaves Vo/gt & Divergent Records マーケター サトル
と駅で合流。新潟限定ビール「風味爽快ニシテ」で即乾杯。
その後、タクシー待ちの間で3本ほど空ける 笑
そんなこんなでついに会場に到着。
何もかも初体験ではしゃぐ僕のことをケラケラ笑いながらアテンドしてくれるサトルにレクチャーを受けながら会場を散策しつつ、目当てのバンドを見たり、ビールを飲んだり、飯を食ったり、ビールを飲んだり、友達と合流して見たり、ビールを飲んだり。
そして、雨がどんどん強さを増して行き、多数の感動的なライブを目の当たりにしながら、ついにDCFC開始まで1時間を切る。
TKNとFUJIとDeath Cab for Cutie
これは、後に知ることになるんだけど、待っていた時間帯は会場付近で大雨洪水警報が出ていたらしく、そんな状態の中傘も刺さずポンチョとウインドブレーカーを被りながらもびしょ濡れで1時間もの間ステージ前方で待ち続けてたのは、今考えるとなかなかに気が狂っていたと思う。
でも、今回のフジロックのチケット代を"DCFCを見る代"とハナから考えていた僕にとっては雨とか濡れてるとか帰り道が池になってるとかなんて事はもはやどうでもよくって、
「あと30分、、、あと20分待てば、待ちに待った彼らが出てくるんだ、この目の前に」
という気持ちの高ぶりだけを持って、その時を待った。
そして、荒天により開始が15分早まった21:45、ついにDeath Cab for Cutieが目の前に現れる。
TKN「うわぁあああああああ！！！！！！Beeeeeeeeeeeeeeeeen!!!!!!!!!!!」
※BenとはVoの Ben Gibbard のことです。
嬉しいんだか泣きたいんだか、、、感情が追いつかず気づいたら上記のように発狂してました、横にいたサトルはそれを見て多分笑ってた。
そして、1曲目がはじまりまた発狂、ここから終わるまでいちいち発狂したり泣いたりしてた。
FUJI ROCK FESTIVAL 2019 Setlist
I Dreamt We Spoke Again
The Ghosts of Beverly Drive
Long Division
Title and Registration
Gold Rush
Crooked Teeth
No Sunlight
What Sarah Said★
I Will Follow You Into the Dark★
I Will Possess Your Heart
Black Sun
Northern Lights
Cath...★
Soul Meets Body
Transatlanticism★
はっきりいって、かなりの神セットリスト。
昨年のアルバムの曲が多いかと思いきや、大好きな旧作のアルバムからかなり多くPLAYしてくれた。
★は絶対に聞きたかった曲、ちなみに全部入ってた。
他にもたくさん聞きたい曲はあったけど、これだけは絶対に聞きたいと思っていたから
イントロが始まる度に号泣してたと思う。
ちなみに、ライブ中は1日の中でも1番雨量が多い時間帯だったみたいなんだけど
逆にブルーやホワイトを基調とした照明との相性が抜群で、最後の1曲Transatlanticismのクライマックス時のシンガロン×白い照明×雨はそれはそれは幻想的で、まるで音楽が作り出す音と光のオーロラを見ているような美しさだった。
Death Cab For Cutie - Transatlanticism
こんな素晴らしい音楽を好きで、信じていて良かったし、本当に来て良かった。
終わった後も、彼らへの感謝が止まらなかった。
Thank You For Today
これは、彼らの昨年出したアルバムの名前なのだけれど、
その言葉は、彼らにそっくりそのままお返ししたい。
本当に今日はありがとう。そう感じた。
僕の中には死ぬまでに絶対に生で見たいと思ってた夢がいくつかあった。
①At The Drive In を生で見る(クリア)
②UEFA CHAMPIONS LEAGUE をドルトムントのホームで観戦する(クリア)
そして
③Death Cab for Cutie を生で見る(クリア)
最後はこんなに早くクリアできると思ってなかった。
好きな物事に対しては、この目で見る為の行動を惜しまないタイプの人間で良かったとこの点だけに関しては、自信を持って言える。
Death Cab for Cutie 次見る時は不快指数の少ない、広い屋内でライブが見たい。
その為にも単独来日してくれるのを極東で待ち続けています。
最後に、名曲Transatlanticismの歌詞をもじって今の気持ちを
I Need "DCFC"So Match Closer
